休日や仕事後のプライベート時間をどう使っていますか?
ちょっと昔は「アフター5」なんて言葉があって終業の合図とともに上司や同僚と飲み会へ・・・なんて時代がありました。上司に誘われ飲みに行くのは当たり前。生活は会社を中心に回っていた時代です。
新しいライフスタイル
働き方改革が推進され、フレックスタイム制の導入など働き方の多様化も進み残業時間が減り自由に使える時間が増えてきています。スキルアップを図る為に仕事帰りに専門で学べる学校へ通ったり、またカフェで参考書を広げて勉強をする社会人の姿も多く見かけるようになりました。仕事もきちんとこなし、自分の時間も管理できている、時間の使い方の上手い人だなと思いながら見ています。
終身雇用制度の崩壊
業績は黒字であっても企業は早期退職者を募集する時代。企業に必要とされなければ40代半ばでリストラの対象となる厳しい時代です。どれだけ自分のスキルを磨き、求められる能力を身に付けるか、そして老後の生活資金の為に定年退職後も働き続けなければならない時代。スキルの向上を図ることは自分自身に武器を身に付けることに繋がります。
教育訓練給付金の活用
一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者等または一般被保険者等であった離職者が、資格取得の講座受講費用の一部を補助として受けられる「教育訓練給付金」。制度の内容が拡充されて給付上限額も引き上げられました。給付金支給の講座は厚生労働大臣指定講座のものに限られますが、仕事の知識・スキルを高めるため、新しい分野の仕事に挑戦してみたいといった人を支援します。給付制度には、「一般教育訓練給付」「特定一般教育訓練給付」「専門実践教育訓練給付」の3種類に分類されており、給付金の上限額、条件が異なりますので自分が受講したい講座がどれに該当するかを確認することも大切です。受講費用負担が大きくてもこの制度を利用すれば負担減につながり、また、通信講座・eラーニングを利用できる講座もあるので、仕事との両立も可能となるでしょう。