ペットがいる生活

子供も独立してマンションでの一人暮らし。時間は自由に使え、空いた時間にスポーツジムへ通い、たまに近所の銭湯でのんびり温泉に浸かる。ほどほどの充実した生活で一人暮らしを謳歌しています。

突然、ペットがいる生活に・・・

そんな暮らしに突如参加したペットの「デグー」。アパートで一人暮らしをしている子供から突然連絡があり、「会社の研修に参加しないといけなくなったからその間よろしく!!」と、仕事から帰るとマンションの畳一畳分ほどのスペースにデンッと餌やオヤツやら飼育セット一式と一緒にデグーなるペットが置かれていました。

困ったのは私・・・。「デグーってネズミ???世話はどうするの??」。子供にLINEで聞きながら、そして仕事中にこっそりネットで飼育方法を検索しながら見よう見まねで世話をして二週間・・・。二週間後の私は、「その子」にベタベタになっていました。

デグーという動物はそんなにメジャーなペットではないのですが、人に懐きやすく高い知能をもつ動物です。「どうしてこんなにべた慣れするの?」っていうくらい懐いてくれ、その子が待っているからと残業もせずに急いで帰宅する生活スタイルになっていました。ですので子供が研修を終え、迎えに来た後、ガランとした部屋が無性に寂しく感じました。

ペットを飼う責任

寂しくて「ペット飼おうかなぁ」と思い始めてペットショップを覗いたり、ネットの里親サイトを見たり・・・。でもふと自分の生活を振り返った時、「私が仕事から帰るまで、この子は一人ぼっちなのか」「自分が急な病気で入院になったら誰に預ければいいんだろう」「長期間、留守に出来なくなるな」などペットの立場になって考えたとき、やっぱり無理だなと諦める結果となりましたが仕方のないことです。

先日、飼えなくなって預けられたり、また棄てられたりして動物愛護団体に引き取られた動物がテレビ番組で映されていましたが、怯えた目でカメラを見つめる犬や猫の姿に心が痛くなりました。

飼主の高齢化、生活環境の変化などでペットを手放さざるを得なくなってしまうケースもあるかと思います。人間も歳を取っていくので自分の残りの人生と相談をしながら最後まで見てあげられる覚悟が出来なければ我慢する勇気も大切ですね。 私はと言えば・・・You Tubeで他人がアップしてくれた「デグーの飼育画像」を見て癒されています。そしてたまに子供のアパートへ遊びに行き、モフモフ触って癒されています。