輝けるおばあちゃんに

「80代で所得税を払う」

えっ?そんな年齢になってまで税金払うの?

普通はそう思いますよね。でもこれって本当は幸せなことなんですね、税金を支払うだけの収入があるのですから。

人生100年時代・・・高齢化社会どころか「超」高齢化社会に突入し始めてシビアな現実が見えてきました。2018年には総人口に占める高齢者の割合は28.1%(これだけでも驚きなのですが)、2024年の終わりには800万人いる団塊の世代がみんな75歳以上になり、「高齢者」の高齢化が急速化すると言われています。こんな時代に高齢者を支える側、またその高齢化を迎える側、両者にとってどのように生きていくか、今後の大きな課題です。

年齢に関係なく「進化する」女性がいます。

「若宮正子」さん(84歳)。高校卒業後に銀行に就職し、62歳でリタイア。60代でパソコンを始め、その後独学でプログラミングを習得し、シニア向けのゲームアプリを作って米アップルのティム・クック最高経営責任者から賞賛を受けられました。国連にも招待され、英語でスピーチされその堂々とした姿は世界を驚嘆させたらしいです。偶然目に留まった映像は、まさに堂々と自信に満ち溢れ、さらに人としての輝きを放たれている、「憧れ」の姿だったことを記憶しています。

その彼女は長年、年金暮らしだったのですが、82歳で個人事業主となり所得税を納める立場にまでなったそうです。

若宮さんの持論、「いくつになっても進化できる」。これからの時代を生きていく私たち、特に女性にとっては道標となる言葉のように思えます。

男女共同参画社会が謳われて久しいですが、男女の賃金格差は相変わらず大きく、65歳以上の就業率の格差も約16%の開きがあります。男性よりも女性が長生きする中で女性単身で生活を維持することを考えると貧困に陥るリスクの大きさも明確です。

”生活のゆとり=心のゆとり” お金は大切です。女性が生き生きと、自分らしく生きていける、それを当たり前に迎えることが出来る、このブログがその理想に近づけるお手伝いが出来る情報発信の場所になれば・・・との想いです。