朝活のおススメ

≪朝活≫ 朝時間を利用して、普段できないこと、勉強や趣味などの活動に充てること

完全に朝活派の私です。最近は24時間利用可能なフィットネスジムが増えてきて、自宅近くにもオープンしたのをきっかけに朝活ならぬ「朝ジム」にはまっています。

もともとスポーツジムには通っていたのですが、時間制限があるとどうしてもスポーツジムに自分のスケジュールを合わせないといけない。これってなかなか難しいんです。24時間タイプだと、自分が行きたい時間・行ける時間、またちょっと軽く・・・と「自分時間

」に合わせて利用することが出来るのが最大の魅力です。そんなわけで24時間フィットネスジムがオープンした時には迷わず会員になりました。

朝の出勤時間前1時間汗を流すのですが、これがたまらなく気持ちいいんです。

ずっと通っていると顔なじみも出来て軽く挨拶をする程度なのですが、会社とは別のコミュニティーも出来て情報収集の一環にもなります。

備え付けのテレビでその日のニュースを見ながら走って情報収集をし、「元号が変わると貨幣価値が上がる」なんてニュースを見たら「帰ったら財布の中の小銭、チェックしなきゃ」とか、「老後2000万円」が話題になったら「そんなお金、どこにあるんだよ」とか心の中でぶつぶつ言いながら、結構集中して考えることも出来ます。

終わった後、シャワーで汗を流して外の朝の空気を吸ったとき、「自分って凄いよな」と自己満足に浸っています。自己満足ではなく「達成感」ですね・・・。

また、朝の勉強もお勧めです。

朝、起きてからの3時間は、1日の中で最も集中力が高い時間と言われる時間です。1日30分でも毎日続ければ大きな結果を生み出すことができます。

私も資格取得を目指してコツコツと朝の隙間時間で勉強をしています。

頭が冴えているというのも理由なのですが、出勤前の限られた時間なのでかなり集中出来るんですよ。でも、やっぱり眠くて起きるのがつらいこともあるのですが、そういう時は、私は夜寝る前に早起きの「ご褒美」を用意して寝ます。例えば、朝一に飲むアイスコーヒーを作って冷蔵庫で冷やしておく、プリンなどのスイーツを用意しておくなど。早起きのお楽しみを用意しておくと割とすんなりと起きることが出来ます。

何より夜は疲れて集中力が途切れがちですが、朝の新鮮な空気の中での勉強は頭の中もリフレッシュ出来て高い効率性の中、知識の吸収力も良さは驚くほどです。

1日24時間は誰にでも平等に与えられた時間です。その限られた時間をどのように使うかが大切で、使い方次第で1日の充実度が変わってくるのです。

数年後にそれまでの自分を振り返ったときに何も得たことがなかった・・・と呆然とすることがないように・・・。

終身雇用崩壊 ワークスタイル変化の時代

「人生100年 70歳まで現役」そう言われている中で、大手企業が早期希望退職者を募り人員整理を始めています。対象者は45歳以上。45歳と言えば、子供が高校生・大学生、住宅ローンの支払いは残っていて、人によっては一番お金が必要な年代かもしれません。

人手不足じゃなかったの?

私の親世代は終身雇用が当たり前の時代でしたので、「寄らば大樹の陰」、大きな会社に入れば生活は安泰。私が就職活動をしているときにもより大きな企業を勧められましたが、当時はこんなリストラ時代が到来するなんてことは想像すらしていませんでした。

45歳前後の社員は年功序列型賃金で給料が高く、また、変化に対応しにくいなどと言われている年代で、言い方は悪いんですが企業にとってはお荷物的な存在に思われているようで、40代以上の社員を切って、若い社員を登用し新陳代謝を図りたい企業の思惑もあるようです。

人件費って単なるコスト?

企業が人員削減をすると企業の株価が上がったりすることがあります。「人」は、「企業が必要に応じて削るべきコスト」とみなされるからです。でも、会社が買われるときには、企業のブランド力は勿論ですが、人材の優秀さもまた重視されているのも事実なのです。

ポイントは「人の質」なのです。

ある人材コンサルティング会社の調査によると日本の大企業の社員は最近調査した23ヶ国で「仕事への熱意」が最低だったらしいです。終身雇用を前提に、社員の再教育をしない企業側の責任も問われていますが、やはり「与えられた仕事をしていれば定年まで安泰で、だから、荒波に飛び込むより会社にしがみついていたほうがいい」と考える社員の意識も問題のように思えます。私自身、数社の転職経験を経て今、思うこと。もちろん、辛いかったこと、挫折、後悔もありましたが、何より「経験」という金銭に変えることが出来ない財産を積み上げたと思います。

終身雇用の崩壊で、終身雇用という「ぬるま湯」を与え続ける力が企業になくなった今、働く人が自分自身で人生設計を考えなければならない時代がやってきました。「生きる力」が試される、そう思います。

そして、会社に所属はしても依存はしない、今後は副業ですら単なる収入の補填ではなく独立を視野にいれた大きな意味を持つ時代の流れがやってきているように思えます。 個人の能力が重視される、ひょっとするとビジネスチャンスなのかも知れませんね。

「マミートラック」という言葉を知っていますか?

企業内のキャリアアップは通常は年次や能力に併せて昇進していくのに対し、育児をしながら働く女性たちの中には、昇進の階段を上がれずに、陸上のトラックを走るように同じ場所をぐるぐる回っている人たちがいて、育休から復職すると昇進に縁がないキャリアコースに固定されたり、仕事の内容も限定されてしまう場合があります。この状況を「マミートラック」を呼ぶそうです。企業側は負担軽減のためかもしれませんが、働く側としては、

やり甲斐も、また会社の中での自分の必要性も感じなくなりモチベーションも下がってしまいますよね。

この「マミートラック」を超えて、「ママを楽しみ、キャリアも大切にする3.0世代」の1人として女性誌「VERY」初の女性編集長の記事が日本経済新聞に掲載されていました。この雑誌の19年1月号の特集のタイトル、「『きちんと家のことをやるなら働いてもいいよ』と将来息子がパートナーに言わないために今からできること」。他にも「君が働かなくても、僕の給料だけでやっていけるのに」「えっ、買ってきたの?今日、ご飯作れなかったの?」と特集誌面には、普段ママたちの神経を逆なでしているフレーズが躍ったそうです。

このフレーズ・・・似たようなことを私も言われたっけ。

男女共同参画が叫ばれている中、夫の前時代的な意識や、社会に期待される妻の役割など、女性が抱える葛藤。「VERY」の編集長は、「理想と現実のギャップ。先入観や価値観の揺らぎ。『女性の生き方は決して一様ではない。だからこそ、女性同士が共感し、協力し合える場でVERYはありたい』」。出版不況で多くの雑誌が廃刊する中、主婦向け女性誌ではトップクラスの発行部数を誇る理由が分かります。

「マミートラックから抜け出したい人」「事情によってマミートラックでしか働けない人」

人それぞれだと思います。大切なのは、個人で働き方を選べる時代になること。

ちょっと融通をきかせてもらえるだけで、少しの周囲の支援があれば育児をしながら働き続けられる女性が多くいます。状況の違う一人一人の人が、その人にとっての働きやすさを声に出せるようになれば可能性ももっと広がる・・・そう思います。

男性育休100%

「子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」こんな発言をした政治家がいましたよね。賛否両論あるようですが、個人的にはこの発言の中の「ここにいらっしゃる人は子供を産める年齢の人は比較的少ないですけど」の発言に周囲から笑いが起こったことのほうが唖然としましたけど・・・。

少子化の原因は女性なの?

少子化の進行に歯止めのかからない日本。少子化の原因に「非婚化」「晩婚化」「教育費用の負担」が挙げられていますが、家事・育児の負担が女性に偏る背景が原因の一つです。出産後も働きたい、そう願っても保育所の問題、勤務体系の問題、家事・育児の問題から出産後の復職を希望しながらも退職していった同僚を何人も見てきました。

男性の育児休業取得を企業に義務付ける動きが出てきました。

子どもが満一歳を迎えるまで育児介護基本法では男女どちらも育休を取得できます。

でも現実は育休を取るのは女性で結果としてブランクが生じ、働く女性にとって「キャリアロス」に繋がります。

私が就職活動をしていた頃は面接官から「子どもができたら仕事はどうしますか?」なんて普通に質問されてたくらい出産=退職の図式が暗黙の了解の時代でした。

「夫が外で働き、妻が家庭を守る」とする性別役割分担意識がまだ残り、男性社員の育休取得に難色を示す企業、職場も多いのが現実です。そこで、企業に育児休業取得の義務付けを・・・となっているのですがそれはそれで問題があるようです。

男性が家事・育児に積極的に関与することは女性活躍推進と少子化対策の両面に有効でしょう。育休義務化になれば育休を取りたくても周囲への遠慮から躊躇している人への後押しになります。

ただ、育児休暇中は原則給与はゼロ。雇用保険から企業給付金が支払われるものの、給付金は休業前賃金の67%が上限となり男性が育休を取ることで家庭の生活は苦しくなります。

いわゆる、「所得ロス」。

また、雇う側も大企業なら育休で人員が減っても業務の分担もしやすいでしょうが、人手不足が深刻な中小企業は負担増に堪えられるかが心配されています。

法律で育休を義務化するよりも夫婦がそれぞれ育児を分担できるように、短時間勤務や残業免除などを利用しやすくするほうが現実的だという考えもあります。

育児は人を育てる原点で、仕事にも役立つものです。国や企業の制度を出来る限り利用しながら子どもだけではなく自分の人生も考える、子育てのために仕事を辞めたなんて将来、成長した子供に言いたくないですもんね。

卒業後に学ぶ・社会人の学び直し

平均寿命が延びた現代。どのようなスタイルで働き続け、どのように自分のスキルアップを図っていくのか。大学や大学院で社会人が専門知識を学び直す、「社会人の学び直し」が注

目されてきています。

「学生時代にもっと勉強をしておけば良かった」と思ったことはありませんか?

かく言う私もその中の一人で、進学を決めた時も半分は勉強をしたい気持ち、もう半分は就職活動を有利にするためのもので、学生時代の勉強は、単位を落とさないことが第一目標で した。こんな気持ちで真面目に講義を受けるわけもなく、試験前に慌てて友人にノートを借りまくる・・・。そんな学生時代でした。

卒業して○○年の現在、学びの必要性と楽しさを実感しています。

当初は、常に周囲を意識した学びでした。社会人になって女性という立場で男性社会の中で生きていくのは大げさでもなんでもなく、一種の戦いであったように思えます。ただ、ここ数年は、「自分の将来を描くための学び」、「なりたい自分になるための学び」に変化してきています。

以前、元NHKアナウンサー・下重暁子さんが執筆された文庫本を読んだことがあるのですが、趣旨とは別に、この方の年齢に関係なく常に勉強を続けられる姿勢に驚きを隠せませんでした。「学びたいと気づいたときに始める。学びに年齢は関係ない」文庫本の内容も勿論、深い内容でしたか、下重暁子さんの学ぶ姿勢のほうが格段に心に残りました。

一度就職してからでも、子育てがひと段落したあとでも、また年齢を重ねても、必要性を感じたときに、必要な勉強を始める。大学に戻って能力をインプットすれば新しい可能性にも出会えることでしょう。学生と違って、社会人はすでに「経験」という基礎があります。実務に役立つかどうかの見極めも出来ますし、応用力も身についています。また、自分のキャリアについても客観的にみることが出来る機会にもなります。

やりたいことを先延ばしにすることはやめる。当然ですがそんな大切さに気付かされます。